世界中で愛されるカナダ出身の人気画家、キャロル・コレット氏の来日展を開催いたします。
キャロル・コレット氏は、エッチングに手彩色を施すという技法を駆使し、繊細な筆致と独特の色彩感覚で、見る者の心を捉えて離さない作品を生み出し続けています。
彼女が描く風景画は、そこにいるような臨場感と温かいぬくもりを併せ持ち、多くの人々を魅了しています。
期間中は、エッチング作品に加え、選び抜かれたジクレー版画作品の数々を展示・販売いたします。
また、7月23日(水) にはキャロル・コレット氏来場によるサイン会も開催いたします。
ぜひこの機会にご堪能ください。
キャロル・コレット「Monday Morning」
キャロル・コレット「Falling Leaves」
■サイン会開催
7月23日(水) <午後3時〜午後5時>
期間中、サイン会当日までにお買い上げいただいた額装品の裏板とサインシートに作家直筆サインをお入れいたします。
※作家都合によりスケジュールが変更になる場合がございます。
※詳しくは売場係員までお尋ねください。
【作家略歴】
カナダのトロント生まれ。
若い時から、キャロルはアートに興味を持ち、美しいものを見定めることができる眼、審美眼がありました。
彼女の最初の仕事は、ケベック市でのファッションイラストレーターで、そこで将来夫になるジョン・コレットと出会っています。
1968年に、彼の故郷であるボストンに引っ越しました。
結婚当初二人は、ヨーロッパの美術館を訪れ、エッチングのディテールにおける繊細さと色彩の豊かさ、多様性に魅了されました。
二人はそこで感銘を受けたことから、自分のアートをエッチングの分野に向けて、方向転換します。
ヨーロッパから帰国してすぐに、キャロルは、ペンとインクを使って何枚ものケープコッドのスケッチを描き始め、それが彼女の初期のエッチングの基盤となっています。
ニューイングランドの郊外に住み、見慣れたお気に入りの景色に囲まれて、キャロルはエッチングの技法に取り組み、多くの時間をエッチングに費やしました。
その結果最も難しいと言われているこの分野で、名を上げます。
最初からキャロルは、水彩絵の版画でありながら同じ作品は2枚と存在しない『ユニーク(独特)なエディション』として広く知られています。
個人のみならず、ブルックリン美術館、プリンストン大学、エール大学、ボストン大学や、エリザコレクターに収集されています。
<お問合せ>
■大町館5階 アートステーション
電話/022-261-5111(代表)
内線/4502
担当/岡本・月舘・青柳
関連イベント「ライフスタイル」