藤崎は、人と環境が調和する持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷の軽減と地域社会の緑豊かな自然を次の世代に引き継ぐことを企業の社会的な責任としてとらえ、実行していきます。
・すべての事業プロセスにおいて環境負荷の軽減に努めます。
・お客様、お取引先様のご協力をいただき、環境活動を推進します。
・従業員への教育・啓発活動を行い、職場や日常生活でできる環境活動を積極的に推進します。
・地域社会の環境活動などを積極的に推進します。
・環境に関する法令を順守し、自主的な目標を設定し、環境活動を行います。
目指すべき社会を実現するために、2030年まで段階的に取り組みます。
脱炭素社会(CO2の排出量を可能な限り低い水準に抑えられた社会)
CO2の排出量の削減
・CO2排出量削減のため、エネルギー使用量を削減します
循環経済社会(資源・エネルギーが無駄なく有効に活用される社会)
プラスチック対策
・プラスチック製買物袋の使用量ゼロを目指します
・ワンウェイ(使い捨て)プラスチック容器包装を削減します
食品ロス・食品リサイクル対策
・リサイクル比率100%を目指します
・食品廃棄物の排出量を削減します
一般廃棄物の排出量の削減
・リサイクル比率50%以上を目指します
・一般廃棄物の排出量を削減します
自然共生社会(人と生物が自然の恵みを受けつづけることができる社会)
持続可能な調達
・お客様に環境に配慮した商品や商品情報などを提供します
地域社会に貢献できる活動の推進
・地域の環境保全活動などを積極的に推進します
藤崎では東日本大震災で失われた景観の再生、美しい杜の都仙台の景観を守っていくための活動を推進しています。2021年6月には環境宣言を発信し、より環境を守るための活動や環境に配慮した商品、サービスを紹介していきます。
植樹・育樹活動
東日本大震災で大きな被害を受けた沿岸地区にみどりを再生させようと、植樹活動・育樹活動を実施しています。藤崎からは従業員だけでなく、OB・OGも参加し、地域を守る防災林に育つようにクロマツなどを植樹しています。
オリジナルエコバッグの販売
2020年7月より、バイオマスプラスティック配合のレジ袋に変更。また食品用手提げ袋をFSC認証材の素材に変更するなど、環境に配慮した包材の推進に取り組んでいます。
また、ペットボトルを再利用して作られたオリジナルエコバッグの販売をしており、売上の一部を森林保全活動に寄付しています。
クリーンキャンペーンの実施
藤崎では、地域貢献活動の一環として近隣商店街のゴミ拾い活動を行っております。
従来からクリーン活動を献身的に取り組まれていた仙台三越の労働組合から組合を通じてお誘いを受け、2020年6月の環境強化月間より合同の清掃活動としてスタートさせています。清掃エリアは仙台三越周辺・藤崎周辺と毎月交互に行き来しています。両社の従業員同士のつながりもでき、毎回楽しく活動しています。
今後は、一番町商店街全体での環境活動を目指し、いつでも美しい街づくりに向けて率先して取り組みを継続します。
藤崎は、文政2年の創業以来、地域の発展に寄与することを第一の使命とし、愛され信頼される百貨店づくりに情熱を注いでまいりました。愛すべき仙台がもっと素敵な街になるよう、年間を通して、さまざまな地域・社会貢献に取り組んでいます。
仙台初売り、青葉まつり、一番町三社まつりなど、仙台の風物詩であるまつりに積極的に参加し、仙台・宮城の活性化に貢献しています。その中でも全国的に有名なのが、江戸時代から続く仙台七夕まつりです。
星に願いを ~伝える感謝 つながる思い~
東日本大震災が発生した2011年からは、仙台市教育委員会と協力し“星に願いを~伝える感謝 つながる思い~”をテーマに仙台市内の小・中学校の児童・生徒たちが折った折鶴、約8万羽をつなぎ合わせた七夕飾りを展示しています。年を追うごとに参加の輪が広がり、東北の復興への願いと日本全国、そして世界からの温かい支援への感謝が込められた飾りは、見る方々の共感を呼び、多くの来街者が足を止め、写真に収めています。
八木山動物公園フジサキの杜のネーミングライツ
令和2年4月に杜の都への地域貢献事業として仙台市と八木山動物公園のネーミングライツ契約を締結し愛称を「八木山動物公園フジサキの杜」とさせていただきました。
歴史ある八木山動物公園と手を結び、仙台、宮城、東北の皆様にたくさんの動物たちと触れ合える感動や楽しさ、そして新たな発見をお届けし、子どもたちの健やかな成長を支援します。具体的な取り組みとしては、愛称看板の掲出や藤崎本館でのどうぶつ写真展の開催、オリジナル商品の販売をしています。
藤崎CUP 仙台市春季学童軟式野球大会開催
この大会は令和元年の藤崎創業200周年を記念して、未来を担う子どもたちがスポーツを通して多くのことを学び、明るい未来を築き、たくましく成長することを願い、選手の皆様とその家族の夢や絆を応援し続けたいと「藤崎CUP」の名を冠させていただきました。
「仙台市春季学童軟式野球大会」は仙台市野球連盟登録の学童90チーム、約2,000名が参加し、勝ち進むことで県大会、全国大会である高円宮賜杯に仙台市代表として出場できます。藤崎は参加選手の写真を掲載した大会パンフレットの作成と、優勝チームの選手に藤崎賞としてチャンピオンTシャツをプレゼントしています。
スポンサー・文化活動
ベガルタ仙台、東北楽天ゴールデンイーグルス、仙台89ERS、仙台フィルハーモニー管弦楽団など、スポーツ・文化事業への支援などを通じて地域活性化に努めております。
多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮する機会を提供することで、価値創造を目指します。
藤崎では働く従業員が心身ともに「健康」で活躍することで、お客様満足の向上や地域貢献を目指す「健康経営」に取り組んでおります。
藤崎は経営理念である「創意実行」「顧客第一」「地域発展」に基づいて、地域・社会に貢献していくために、働く従業員の「健康」と「働きがい」がなによりも重要であると考えます。従業員が心身共に「健康」を維持できる環境をつくり、「働くこと」への満足度を高めます。そして一人ひとりが成長し、最高のパフォーマンスを発揮して、企業価値の向上につなげていくことを目指してまいります。
※このほかにも必要性に応じて適宜内容の充実を図ります。
仕事と育児・介護等を両立する女性が、キャリアを前向きに形成でき、仕事と生活それぞれが充実する働き方の実現を目指します。
「えるぼし(3段階目)」認定
藤崎は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づき、女性の活躍推進に関する取組み状況が善良な企業として、令和5年8月28日付で厚生労働大臣の認定(「えるぼし」3段階目)を取得いたしました。
女性の力を活かす企業(ゴールド認証企業)に認証
宮城県知事より、女性が職場において能力を十分に発揮できるよう推進し、働きやすい職場づくりに取り組んだとして、二期連続でゴールド認証企業に認証されました。
HAPPY WOMANプログラムの開催
令和5年度は「切磋琢磨する仲間をつくり、キャリアアップを目指す女性社員を応援する」をテーマに、 自分の強みの活かし方、存在感・影響力の磨き方など6回シリーズの学びの場をつくり手挙げ制で23名の女性が参加いたしました。10月2日に上司が見守る中で修了式を開催し、参加者によるグループ発表と、一人ひとり「わたしのビジョン」宣言を行いました。
多様な働き方の受入れ
これまでは勤続1年以上の者しか育児短時間勤務が認められず、再雇用の場合はフルタイム勤務でしか採用されませんでした。しかし、柔軟な働き方での復職を推進するため、育児短時間勤務での再雇用を認めるよう、令和5年9月から制度を変更しました。